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semスキン用のアイコン01 0982 16-07-26(火) カブ70レポート semスキン用のアイコン02

  

2016年 07月 28日

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ども、ネコマです。

先日納車されたスーパーカブ70(C70)。
せっかくGSR250Sのレビューも書いたので
ブログがオシマイになる前に書こうかと思います。
奇しくも一年くらいJA10のチャイカブと
WAVE125というタイカブも乗っているので
三速型(C70③)と四速化(C70④)との違いも一緒にレビューできたらいいなぁ。




……
………



【デザイン】★★★★★ C70>>WAVE125>チャイカブ
俗にいう旧カブ、丸目カブのデザイン。いいね。
JA07とは違いどことなくデザイン古臭さがにじみ出る。いいね。
おそらく見たことが無い人が居ないであろう普遍的なデザイン。いいね。
どの街の風景にも溶け込み一体感をなすのはもはや語るまでもなく。いいね。
山や海においても違和感のないデザインは日本の風景の一部ともいえるだろう。いいね。
スタンダードにしてレトロ。オーソドックスにして原点。いいね。



【走行性能】★☆☆☆☆ WAVE125>チャイカブ>>>C70④>C70③
激烈に遅い(笑)
502cc原付に毛が生えた程度の速度しか出ません。
割と回して60kmなので、おそらくフルスロットルでも70km出るかなくらい。
まぁ法定速度が60kmなんでそれ以上だしちゃアカンのですが。
同じカブでもWAVE125やチャイカブとは全然違う加速や最高速度。
先頭で停車しても交通の流れをリードするには力不足感は否めない。
たとえるなら…カブ70だと国道4号とかは走りたくないかな、と。
登坂の弱いのはモチのロン。
平地でもトロいんだから、峠では遅いのも当然っちゃー当然。
FIのカブとでは走行性のがダンチで違うのをまざまざと見せつけれれます(笑)
1100ccと1150ccのバイクではあまり変化はなさそうですが、70ccと125ccでこうも差が開くものなのかと。

またギアチェンの際はFI型の方がスムーズで弱い力で入るのに対し、
昭和カブはガチャン!ってカンジでシフトが入るのには驚き。
悪く言えば粗野なんだけど、それが逆に武骨レトロみたいな感じで味があり決して不快にはならず。
特に三速だとその傾向は顕著で昭和の下町工場の頑固親父を彷彿させる。
四速化することでかなりマイルドにはなるものの、昭和の武骨さは健在。
たとえるなら…娘が結婚して嫁に出た後で娘旦那と日本酒を酌み交わすような下町工場の親父感(謎)
これに対しFIカブはかなりマイルドでシルキー。
ギアチェンジもヌチャッと入るし回転数も気にせずかなり軽いカンジでシフトが入る。
例えるなら平成のサラリーマンといったところ?
同じカブでも年式によってここまでフィーリングが変わってくるというのも非常に新鮮。
どちらがいいか…と問われればこれは完全にシュミのセカイ。
手前はどちらもスキですが、どちらかといえばFI型の軽く入るギアの方が好きだなー。



【乗り心地】★★★☆☆ カブ70④>チャイカブ>C70③>>WAVE125
シートがふっかふっか!
まぁ今までのが固かったり地味に傾斜してたりしてたワケなんですが(笑)
それとやっぱり振動はあるものの、WAVE125のような不快な振動ではないのがいい。
C70はFIカブと比べてかなり粗野というかワイルド感があるというか、昭和の洗練されてない武骨感がある系な。
最近のバイクと比べると1速がかなりローギアードとなっており、ちょっとラフな操作をするだけですぐにフロントアップしちゃうことも。
FI型だと多少の雑さでも大丈夫なカンジ?ギア比も違うだろうし。
そこらへんがビジネスバイクに対するメーカーのアンサー的なものを感じるかも。
またエンジン音が聞きなれた音というのも乗り心地の良さに拍車をかける。
小柄なボディなので身長185cmの手前にはかなり窮屈なポジションですが、あまり気にならず。
多少の振動はあるものの、聞きなれたトルルルゥガチャッ音は気持ちを穏やかにさせるよう。
そりゃゴールドウィングのように振動ゼロ!風圧ゼロ!というワケにはいかないけれど、
「ああ、このくらい雑でもいいんな」「これはこれでいいんだな」という気持ちにさせてくれます。



【取り回し】★★★★★ C70>>>チャイカブ>WAVE125
最高に軽い!!
WAVE125もチャイカブも軽い部類に入りますが、C70はそれ以上に軽くてラクチン。
まぁ殆ど50ccのボディと同じだからアタリマエっちゃーアタリマエなんでしょうが。
特に車格や車幅も小さいので渋滞が蔓延する都市部にはモッテコイだと思う。
WAVE125と比べて荷台も低い位置にあるんで荷物の出し入れも簡単。
狭い駐輪場場所でも入るし圧力感も無いのはイイカンジです。



【燃費】★★☆☆☆ チャイカブ>WAVE125>C70
だいたい45km/Lくらいの数字。
燃料タンクが4Lなので120km走るとそろそろヤヴァいかな、と。
一応リザーブは付いてますが、あまりアテにするのもトラブルの元なので早めの給油を心がけるのがベター。
また鉄カブの宿命として燃料メーターがシート下にあるのは仕方ないとは言えやっぱり不便。
ちなみにWAVE125が55km/Lなので、排気量が少ない割に燃費はよろしくないというコトに。
まぁ古いバイクだしキャブ仕様だから致し方ないんですけどね。
やっぱりFIってのはすごいモンなんだな、と再認識。



【価格】
中古車両をマッキーとの交渉だったので、ここら辺はノーカウントで。
でも車体本体の譲渡価格や修理費やカスタムパーツ代を含めると安い買い物ではないかな。
ちゃんとしたショップだと値段も安くはなく、そこそこなので悩みどころ、
個人的には鉄カブファンならアリだけど、便利に乗りたいならン万円だしてFI型のチャイカブを買った方がいいかと。
もっとも、今回はショップで買うよりもかなり安く信頼性のある整備をしてくれているので、そこはプライスレス!




【拡張性】★★★★★ C70>チャイカブ>>>WAVE125
カブはどんな自由な発想で作ってもいいんだ!
拡張性は無限大ではなかろうかというくらいに拡張性は高い。
それこそメーカー純正のパーツから排気量違いの車体の流用。
社外品のパーツだけでも恐ろしい程の種類になります。
だが何より恐ろしいのはホムセンパーツや自作パーツも取り付けられるようなところ。
むしろホムセンパーツを汎用部品としてでなく拡張性の一つして取り込むような器。
BMWやレーサーではミットモナイカスタムもカブにかかればハードデューティー。
外装だけでもオシャレ仕様にしてもよし。ノーマルルックでもよし。社外品パーツカスタムやDIYパーツを付けたカスタムだって全然OK!
さらに中身にまで目を向ければボアアップやダウン、ギア変更等…それこそ無限大。
カブはどんなライダーも、どんなカスタムもすべて受け止めてくれるバイクというのは伊達じゃない!




【総評】★★☆☆☆
HONDAがカブを生み出してから色んなタイプのカブが生まれました。
そしてそ世の中にはそんなカブが好きなヤツがゴマンと居て、それぞれにこだわりやポリシーがあって。
そんな中で「カブとは何ぞや?」という命題に対する一つのアンサー…それがこの鉄カブだと思います。
武骨で雑。工業製品のカタマリでユーザーフレンドリーとはお世辞にも言いにくい。
出足も遅けりゃ最高速もトホホな速度。
でもそんな鉄カブがどうして色んな人に支持されているのか。
発売されてン十年たっても未だに割と高値で取引されているのか…。
その答えはこの鉄カブに乗ればおのずと見えてくる…そんな気がします。

最近のカブであれば万人受けしそうなエンジン特製やら装備やら。
それはそれでいいと思いますし、そういった時代なんだと思います。
でも逆を返せば武骨なカブもまたそれも良し、なんだと。時代なんだな…と。
どんなライダーの要望にも受け入れられるカブだからこそ、ライダーもどんなカブも受け入れられる…。
こんな気持ちはFIカブに乗っているだけでは解らなかったことだったと思います。
すべてのカブは自由で平等…。それでいいんじゃないかな、なんて思えたり。

排気量も50、70、90と三種類ある中の70ccは極めて元祖のカブに近いフィーリングなんだとか。
ヒトによってはC70の方が一番乗りやすく長距離もイケる…という声もある様子。
手前は日帰りだと片道100kmくらいが限度かな…と。
でも自由に時間を使っていいのならきっとこのカブ70で超長距離を走れると思います。
そんな不思議な安心感・安定感を感じるのはなぜなんだかw

最近のバイクと比べるとどうしても見劣りしてしまうのは仕方ないところ。
不便だし不器用なところがたくさんあるけど、それを補って余るくらいの懐かしさというか望郷感というか。
そんなものを感じられずにはいられないマシンです。
オススメできるバイクかと言われれば答えはNOです。
だって最新型のカブの方が早いし燃費もいいしパーツも出てるし価格にもある程度は納得できるもん。
でも万人受けする趣味と仕事のバイクではなく、男の仕事のバイク感が好きな人だっているワケで。
そんな人が乗ってくれるならばカブもライダーも幸せになれる、そんな気がします。
カブとは…お互いが受け入れあうコトだと見つけたり!!…かな?


そんな日のこと。また文字が多くなったよ…な日のこと。

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by Nekomatic-03 | 2016-07-28 21:16 | C70(マメハチ改/雷) | Comments(0)